八百屋さんの店じまい

 今日から月も変わって、世の中はゴールデンウイークの真ん中、少し肌寒く感じますが、人は大勢ぞろぞろ、、、
ちょっとさみしいお話なんですが、昨日一軒の八百屋さんが、お店を閉めはりました。東大路を、渡ったところ、白川沿いに、昔からある古川町商店街、その八百屋さんは、先代からのお付き合いで、なんでも、うちの求めるお野菜を、無理を言っても届けてくれはる、探してくれはる、お店でした。
 そこの店主は、うちの母より少ししたの80歳、従業員さんは、私の若いころから、配達に走ったはった元気のいいお兄さん、息子さんが、早く亡くなって、そのお嫁さんと、3人で、お店を切り盛りしたはりましたが、時代の流れで、近くにスーパーや、コンビニもでき、つい最近こけて、思うように身体も動かせず、閉店することに、、、
なんだか市場が、賑わっていた頃を、思い出し、人と人とのふれあいの場所でもあったのかなと思います。
京都も、錦市場は、地元の若者たちが、がんばって、今はすっかり昔とは変わった形で、活性化していますが、私は昔の市場の方がほっとします。今はいまでそれもよしですが、古川町商店街のよさも、残してほしいです。古川町の店主さん達もがんばったはるのですが、高齢化の波に負けそうです。がんばって残してほしいです。そして八百屋さんには
お疲れさん、ご苦労さんでした。