西之町の町式目

 昨夜、お店の町内、西之町の寄り合いがありました。
以前より新門前西之町は、歴史的景観保全地区として、活動してきましたが、昨日1月10日より、京都市から、認定をいただいたという報告と、これからも、町内運営を円滑にすすめるという町内の人達の、結束を固め後世に受け継いでいこうというものでした。
 新門前通西之町は、徳川秀忠知恩院の門前として造り、4百年前から職住共存の京文化、建築、芸能、古美術を支える家々が集まる個性豊かな町で、町式目や、決まりごとが古くからあります。
 町式目とは、江戸時代から、各町内にあったもので、たとえば、地蔵盆のような伝統的な行事、かどはき、防犯など、細かく決めごとが
書かれてあります。先日から始まった大河ドラマの、会津藩の教えのように、町衆はこれを守り、治安や、生活を行い現在に至っています。
 これからも、京都の文化や、教え、生活を語り継ぐ歴史の中の1ページに参加しながら、町づくりを支えていかなければと、心にしっかり受け止めた時を持ちました。